スケール機の塗装・ページ2

 

 

 

上面の下書きは、普通の黒鉛筆では地の色が濃く見難いので白の色鉛筆で書き入れます。

 

 

 

下面と同様にこちらもボール紙での簡単マスキングで

ほとんど黒に見える濃い緑を一気にやってしまいます。

 

いくらなんでも、ちょっと濃すぎただろうか?

いや、このくらい濃くないと模型栄えしないのではないか?

悩む所ですが、やってしまいます。

 

この機体は、実機のエルロンのラインと

ラジコンとしてのエルロン・ラインが違うのですが、

実機並みに幅広のエルロンが付いているように見えるでしょうか?

また、フラップも付いているように見えるでしょうか?

見えたなら、大成功!

見えたあなたは、催眠術にかかっています。

 

 

だいたい色付けが終わって日の丸、機番などを貼りつけた所。

このマーキングは、すべて

オラカバ・フィルムより切り出した物を貼っています。

 

べつに塗装でやってもいいのですが、

それだけ塗る手間が増えるので今回はパス

(塗装そのものより、マスキングや、ガンの掃除が大変)

 

まだ艶消しクリヤーを吹いていないので

F3Aスタント機もびっくりのツルツル・ピカピカです。

反射して写真が撮り難いったら、ありゃしない!

だんだんとスケール機らしくなってきました。

 

最後のツヤ消しクリヤーを吹いたところです。

前の写真とたいして変わりませんが、ツヤが消えてます。

 

ツヤ消しに限らず、仕上げのクリヤーはいつも

塗料1に対してシンナー3以上の割合で希釈し、

超・極薄です。濃度も、厚さもです。

 

塗料とツヤ消剤との比率は、秘中の秘です。

本当は艶消剤そのものの濃度によって変わるので、

説明のしようが無いのが実状なんですが。

試し塗りをして、どの程度ツヤが消えるか

確認する以外にないでしょう。

 

50クラスのスケール機(翼長1400mm程度)の

全面塗装ならシンナー・塗料・艶消剤まで含め、

紙コップ一杯作れば、だいたい足ります。薄く吹くなら、2/3でも足りると思います。

 

 

キャノピーのマスキングを剥がして、

機体そのものは、やっと完成です。

 

運転席が青いのにギョッ!としながらも、

はじめて凛々しい日本兵の皆さんと御対面! 

3人も乗っており、全身タイツの様なのを着込んでいます。

上空は冷えるらしい。

 

 

ワタシのお仕事は、とりあえずここまでで、

満足してもらえるか心配しながらも

晴れてオーナーに引渡しです。

 

首を長くして、楽しみに待ってくれているでしょうか?

 

ここまでの作業を、1日に一色づつ塗って

だいたい10日くらいかかりました。

計4色しか使っていませんが、

大戦末期の日本機の薄汚れた感じが出ているでしょうか?

 

参考資料・過去の作品

今までに、頼まれて塗った飛行機や、自分が飛ばすために作った機体の中から

写真が残っている物を紹介します。(写真が無いだけで実際には、まだまだ在るヨ〜〜!)

 

当クラブでのスケール機というのは、普通にただ飛ばすだけの機体と違い、

ほとんどがパイロンレーサーとして使用し、コースを攻めまくるので

大事に慎重に飛ばすという習慣が、あまり無く、ある日突然大破するのが特徴?です。

これも独自の文化だろうか?しかし、大活躍してくれる人の機体は作りがいがあります。

そのため、できるだけ手間をかけない様に、あっさり作る?のがワタシの作風です。

(メイクは異様に濃いが・・・・)

 

 

SRC村松さんのテトラP51ムスタング

これは、もともと塗装まで仕上がっていた機体の

修理・塗替えです。

偶然にも、OKのレーザーカット30ムスタングの

箱の完成写真と同じ仕様になってしまった。

マイクログラス貼り → ウレタン塗装。

マーク、文字まで全部ウレタン塗装です。

 

レースでは、ほとんど毎回上位入賞はするが、なかなか優勝できない無冠の帝王!

 

めずらしく自分が飛ばすために作ったマッキ202

この機種が好きなのだがキットが無いので

テトラ・ゼロ戦から大改造して作ってしまった海賊版!

製作・塗装資料には、ハセガワ製作所の

/72プラモデルを使いました。

 

フィルムの上にウレタン塗装。

マーキングはフィルムで、仕上げに艶消しクリヤーを塗装。

 

年3〜4回あるレースに、この機体で2年以上出場している。もうすぐ廃車か?

 

SFC中田さんのテトラゼロ戦・空母赤城仕様

この機体に使われている

全体の薄いグレー・汚しの濃いグレー・カウルの黒の

3色は、補修の事を考えて白と黒の混合だけで

他の色は混ぜないで作ってあります。

それでも、らしく見えるでしょ!

 

これもフィルムの上にウレタン塗装。

フィルムでマーキングの上に艶消しクリヤー塗装。

 

まだ新しい機体で、これからの活躍に期待!(2000年式)

 

SFC石上さんのフォッカーなんとか?(よく知らない)

珍しくパイロンレーサーではありません!

 

この機体の裏側は、なんと!型紙を使った

エアブラシによる塗装仕上げです。

これを塗装でやるのは、とても手間でした。

よほどの根性が無いと不可能! 

主翼は2枚あるし、車輪の間や尾翼も同じ柄だし!

胴体は、赤・青で簡単なんですが・・・・

 

この手のやつを吹付け塗装でやってしまう人が日本中に

何人くらいいるだろうか?

おそらく10人といないだろう!

 

 

ワタシは、プロの塗装屋ではなく、趣味でやってるアマチュアで内職のようなものですが、

これらの機体は持てる塗装技術の粋を集め、それなりに丹精込めて塗りました。

 

オーナーの方々は、大事にしてやってください。

 

しかし、飾っておいて埃をかぶるくらいなら

どんどん飛ばしてください!(そりゃムリな注文だ!)

 

実際に、この塗装法で塗ってみよう!または、既に塗ってみた!という方、

その他に、目からウロコが落ちた方、もっと簡単な方法をやってる方、ご質問などは

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